ケンコーブログ

人に教えたくなる情報を発信していきます。

初めての確定申告ー意外と簡単!?実践編ー

f:id:Nuoh:20220227073124p:plain

どうも!かいろです!

 

本日は初めての確定申告ー実践編ーです!

私かいろの初めての確定申告を解説つきでお見せします。

確定申告とはどのようなものか、実際にどういう入力をするのかをお伝えできればと思います。

今回は、国税庁のホームページで確定申告書を作成し、郵送で送る方法を選択しました。e-taxなどは、先入観ですがややこしそうというのが理由です。

入力したものをプリントアウトして郵送するので、アナログな私にも視覚的に確認できて安心です!!

 

 

確定申告の準備編は以下にまとめてますのでよろしければご覧になってください。

nuoh.hatenablog.jp

 

 

必要書類の準備が終わったら、いざ実践です!

国税庁のHP、確定申告書作成コーナーに入ります。

 

www.keisan.nta.go.jp

 

f:id:Nuoh:20220227074408j:plain

出典:国税庁ホームページ 

一からの作成ですので、作成開始を押します。

 

 

f:id:Nuoh:20220227074528j:plain

出典:国税庁ホームページ 

今回はこちら、「印刷して提出」郵送で送ります。

ここで、重要となってくるのは確定申告書を郵送の際の期限です。

確定申告の期限は毎年3月15日ですが、郵送の場合通信日付印(郵便物に押される日付印)が提出日とみなされますので、3月15日までの日付であればOKです。

 

はじめに、動作のための環境確認やプリントアウトサービスの案内などがあります。

利用規約を確認し、同意したら「同意して次へ」で進みます。

 

 

 

f:id:Nuoh:20220227075419j:plain

出典:国税庁ホームページ 

今回はこちら。所得税申告、

ちなみに決算書・収支内訳書と消費税は個人事業主の方のみ、

贈与税は財産の贈与をうけた人のみとなります。

ほとんどの人は「所得税の確定申告書作成」ですね。

 

 

 

f:id:Nuoh:20220227080548j:plain

出典:国税庁ホームページ 

生年月日と給与以外の収入を入力。

副業などで年20万円以上の収入がある方は「はい」を選択します。

私は「いいえ」

源泉徴収票が1枚かを聞かれます。→給与を複数の会社から受けていないかの確認です。

記載の控除の有無を聞かれます。→ふるさと納税はワンストップ特例を適用していても確定申告をする際には入力が必要です!

控除の追加、年末調整の内容変更を聞かれます。→年末調整した内容に変更がある場合はこちら。保険料控除などの漏れがあった場合ですね。

 

 

f:id:Nuoh:20220227081218j:plain

出典:国税庁ホームページ 

 

次に源泉徴収票をもとに数字を入力していきます。

右にわかりやすく番号が振られているので該当の番号を左に記入するだけです。

各項目に細かく説明も書かれていてわかりやすいですね。

 

注意点としては支払者(給与をあなたに支払った人、つまり会社)住所が全角28文字以内で建物名省略可ということでしょうか。

私は3回くらい建物名を入れてしまいました。笑

 

ここから先は収入がバレるため詳細な画像はなしでお願いします!笑

f:id:Nuoh:20220227081829p:plain

 

進んでいくと、以下のような表が現れます。

 

≪総合課税の所得≫

事業所得(営業・農業)

不動産所得

利子所得

配当所得      ←欲しい‥

給与所得      ←給与所得のみなのでここだけ数字があればOK。

雑所得

総合譲渡所得

一時所得

 合計 

 

 

 

f:id:Nuoh:20220227083626j:plain

出典:国税庁ホームページ 

つづいて医療費控除。

今回は明細書を作成するを選択しました。

医療費控除とは年間の医療費が10万円を超える場合超えた額に応じて税額が控除されるというもの。

生計を同一とする(同居人、離れて暮らす親なども含められる)人の分は合算できちゃうんです。

今回は夫婦2人分の医療費を申告します。

医療を受けた人、支払先の病院や薬局、種別、金額と入力していきます。

 

私の場合は13件もありました。

医療費控除を受ける場合、

医療費の領収書の提出は求められませんが、5年間の保管が義務づけられています。

捨ててしまわないように注意しましょう。

 

 

f:id:Nuoh:20220227085958j:plain

出典:国税庁ホームページ 

つづいて、ふるさと納税

これは「寄付金控除」です。

ふるさと納税した際に送られてくる「寄付金受領証明書」をもとに入力してください。

 

 

 

 

f:id:Nuoh:20220227090629j:plain

出典:国税庁ホームページ 

さて、問題の住宅ローン控除、「住宅借入金等特別控除」です。

今回は中古住宅の購入。

 

必要書類は

・住宅にかかる借入金の年末残高等証明書(原本)

・住宅の売買契約書の写し

・住宅の登記事項証明書の写し

以下のいずれかひとつ

建築士の耐震基準適合証明書

・登録住宅性能評価機関の建設住宅性能評価書の写し

・既存住宅売買瑕疵(きず)担保責任契約に係る付き保障証明書

 

最後のはまったくよくわかりませんが、

今回は契約後に司法書士より、耐震基準適合証明書が送られているのでそれでよし。

 

売買契約書や登記事項証明書を基に、案内に沿って入力していきます。

わからないことはヘルプ等詳細に説明されています。

たとえば、住宅価格と土地の価格を入力する項目があるのですが、

売買契約書には合計の金額しか書かれていない。

そんなとき「?」を押せば細かく説明してくれていますよ。

 

 

f:id:Nuoh:20220227092359j:plain

出典:国税庁ホームページ 

 

さて、これで、

「医療費控除」「ふるさと納税」「住宅ローン控除(初年度)」

の入力が完了しましたので、控除額の合計が決定しました。

源泉徴収票に記載されている源泉徴収額(月々の給料から引かれていた所得税

から今回の申告で確定した控除されるべき金額を引いた額が還ってきます。

そして、ここで所得税から引ききれなかった額は翌年度の住民税から引かれます。

 

例えば、源泉徴収額が100,000

控除額の合計が150,000の場合

この確定申告によって支払済みの100,000が指定口座に振り込まれます(還付)

そして引ききれなかった控除額

100,000-150,000=50,000

が翌年(今回は令和3年度の確定申告なので令和4年度)の住民税から引かれます。

 

そして、控除額が大きい住宅ローン控除、取得初年度は確定申告が必須です。

取得した年から10年間は年末借入残高0.7%(以前は1%でしたが2022年から0.7%に変更)が税額控除されます。

 

数千万円の0.7%なので数十万円の税金が控除されるということ。

これだけお得な制度なので、住宅ローン控除に適合する物件かどうかは、購入前に必ず確認することをおすすめします。

 

 

さて、あとは住所氏名、マイナンバーカード番号などを入力したら完了です。

PDFでダウンロードしてプリントアウトして最寄りの税務署に提出して完了!

 

あとは還付金が振り込まれるのを待つだけ!!

 

 

確定申告、難しいややこしいイメージがあるけど理解すれば簡単!?

書類さえ手元に揃えばあとは国税庁さんの指示通りに入力していくだけ。

これだけでお金がもらえるんですからバイト感覚です。笑

ちなみに、確定申告は間違えても修正申告で修正できますし、

更正申告をすれば3月15日を越えてからでも大丈夫。

税金のことなどで固く厳しい印象があると思いますが我々一般市民にはやさしいものですよ。

 

みなさんも、初めて確定申告する際は不安がいっぱいだと思いますが、

税の知識ゼロの私でもできたということで安心して少しでも不安を解消できれば幸いと思っています。

 

 

それでは本日もありがとうございました!!

f:id:Nuoh:20220227100515p:plain