ケンコーブログ

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相手に伝わる注意の仕方-上司のひとことから学ぶ-

どーも!かいろです!

 

今回のテーマは「相手に伝わる注意の仕方」です。

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部下への注意の仕方、悩んでませんか?

難しいですよね。私は悩んでいます。

 

 

頭ごなしに注意すると相手の自尊心を傷付けてやる気を奪ってしまう。

優しく注意するとちゃんと危機感をもって反省してくれているのか不安。

そもそもなぜ注意しているかを説いても理解してくれていない…などなど

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そんな超難問、部下への注意で本日私が体験したおはなしをひとつ。



本日は朝礼でうちの営業所に関西支店の支店長が来ました。

なぜ来たかというと、お客さまからうちの社員が車でスマホ運転をしていたという

報告が本社に入ったためです。

もちろん交通違反ですし、会社の評価も下がります。支店長としては二度と繰り返させたくないはずです。

あらかじめ、今日この件で支店長が来るというのは知らされていて、

朝礼でガツン!とお説教がはじまるのだろうと覚悟していました。

 

しかし、彼(支店長)が言いはなったのは一つの事だけでした。

 

ある意味拍子抜け?いや私にとってはものすごく効果的に危機感を煽るひとことでした。

 

「本日、私から皆さんに伝えたいこと一つだけです。もしもですよ、もしも、みなさんの大切な人が交通事故に遭って、その加害者が飲酒運転・煽り運転スマホ運転をしていたとしたらみなさんはその加害者を許すことができるでしょうか。」

 

 

このシンプルな言葉を聞いて、私には衝撃が走りました。

たるんだ行為をした社員を叱るでも、二度としないように厳しく注意するでもなく

ただ、その行為を客観的に考えさせて危機感を煽っているのです。

 

人間は自分に都合の良い生き物です。

スマホ運転は危ない!と注意しても「自分は大丈夫」「俺は事故なんか起こさない」

などと根拠なく自分に都合の良い言い訳を心の中でする生き物です。

しかし、他人に対してはどうでしょう?スマホをいじりながら車の運転している人を見たとき、私なら「危ないなぁ」と思います。

そして、「自分は事故を起こさない!」と少しでも思っている人、赤の他人にも同じことを思いますか?スマホをガン見して運転をしている人を見て「事故を起こさないだろう」と思えますか?

さらに、自分の大切な人が事故に遭わないとも思いますか?

答えはすべてノーではないでしょうか?

昨今では歩道を歩いていても車が突っ込んでくる時代です。そんな悲惨な事故、皆様もご存知ですよね?

 

言われたことを鮮明にイメージしたとき、私は絶対に危険な運転はしないと決心しました。

飲酒運転、煽り運転もおなじです。

「自分は大丈夫」と根拠のない自信を持つ前に「自分の大切な人が飲酒運転や煽り運転で事故に遭ったら」と考えるといかに愚かな行為かわかりやすいですよね。

 

また、厳しく注意されると反発心が生まれます。表に出さなくても必ず反発する気持ちが心の中に湧いてくると思います。

そういった邪魔な感情を一切与えずに、ピンポイントで伝える。

私はこんな伝え方ができる人間になりたいと思いました。

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さて、今日のまとめです!

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・部下への注意は

無駄な感情を生み出さずに、事実を客観的になおかつ鮮明にイメージさせる。

 

 

 

 

 

 

 

って、それができりゃ苦労せんわ!

 

すみません、このテーマに関しては私も偉そうに語れるスキルはありません。

日々勉強で、いろんな人のいろんな良いところを盗んでいけたらいいですね。

常に「こうありたい」ってイメージを持っていると自然とアンテナが立って有益な情報をインプットやすくなりますよ!

今日はこの出来事を自分で整理するためにもこの記事を書かせていただきました。

 

「伝え方」ってほんとうにむずかしいです・・・

 

 

それでは今日もありがとうございました!!