麻雀のいろいろなおはなし
どうも、かいろです!
本日は麻雀に関するいろいろなお話し。
役やルールなどではなく、雑学としてのおはなしです。
最近、麻雀を覚えた方などにこのうんちくを語ってみてはいかがでしょう?
※諸説ありますのでご注意を。
また、こちらで麻雀由来の語源も記事にしてあります。
nuoh.hatenablog.jp
麻雀の起源
麻雀の発祥はご存知中国です。
起源には諸説がある。紀元前6世紀頃、孔子が発明したという説もあるが有力ではない。
最も有力な説は中国・清の同治年間(1862 - 1874年)に寧波の陳魚門が、12世紀以前に存在した「葉子(馬弔・マーディアオ)」というカードゲームと明代(1368 - 1644年)以前から存在した「骨牌」というドミノのような遊戯を合体させて「麻雀(マージャン)」を完成させたとするものである。
なお、葉子は欧州に伝わり、トランプとなったともいわれる。
麻雀はカードゲームとドミノを融合させてできたゲームなんですね。
そして、その元となったカードゲームが欧州に伝わってトランプとなった。
トランプの遠い親戚というのはビックリですね!!
ちなみに、本場中国の麻雀と今日本で流行っている麻雀には違いがあります。
ルールの違いなど細かいものはいろいろありますが
牌がでかいんです。
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日本の麻雀牌を触りなれた人はこのデカさに思わず笑ってしまいますよね!笑
麻雀牌(マージャンパイ)の柄の種類
麻雀は1から9までの3種類の数字牌と字牌(じはい)がそれぞれ4枚ずつ、計136枚あります。
風牌(フォンパイ/かぜはい)の東南西北(トン・ナン・シャー・ペイ)
三元牌(サンゲンパイ)の白發中(ハク・ハツ・チュン)
これらを総称して字牌(ツーパイ/じはい)
萬子(マンズ)筒子(ピンズ)索子(ソーズ)
を総称して数牌(シューパイ/すうじはい)と呼びます。
東南西北の由来
東南西北の由来は座席によるものです。
麻雀をするときに反時計回りに「東家・南家・西家・北家」(トンチャ・ナンチャ・シャーチャ・ペイチャ)と座るのですが、座ってみると実際の方角とは逆になります。
北家
東家 □ 西家
南家
これは、中国での「東、南、西、北、」は「1、2、3、4、」の慣用句といて使われていたもので、右利きの人が牌をツモりやすいようにこのような配置になったという説があります。
三元牌の由来
白の正式名称は「パイパン」、俗に「はく」
發の正式名称は「リュウファ」、俗に「はつ」
中の正式名称は「ホンチュン」、俗に「ちゅん」と呼ばれます。
そして白い肌・緑の黒髪・紅い唇の美女の三大要素として表されたそうです。
…というのは俗説であるというのが最近広まってきました。
私はこの説のほうが好きなんですけどね。
三元牌に関してはほんとうに諸説ありますが、中国の官僚の出世段階として使われている用語が、「白身」「中拳」「發財」の三元と呼ばれており、ここから白發中を取り三元牌となった。というのが有力でしょうか。
数牌の由来
これは有名です。
萬子はお金の通貨。
筒子は穴の開いた硬貨。
索子は硬貨に通す竹串または縄のようなもの。
から来ているんですね。
…ん?ちょっとまてよ。
漢字や数字の牌の説明はわかったが、1の索子だけなんで鳥なんだ!?
と思ったそこのあなた。さすがです!
実はこの索子の1という牌、一索(イーソウ)は特別なんです!!
索子の1は孔雀を表している!麻雀に「雀」の文字がある理由!
実は麻雀の索子は、麻雀の元となった「馬弔・マーディアオ)というカードゲームから引き継がれているのです。
馬弔は様々な地方にひろがりデフォルメされていき、鳥が好まれていた上海地方では索子に鳥が描かれていたそうです。
また北京地方では魚が好まれていたことから、索子の竹ではなくすべて魚にもなっていたそうです。
麻雀が誕生するさいに当時描かれていた雀を採用したことがこの由来となりました。
そして、中国では「飾られた銭籠やこぼれ落ちる銭が孔雀の羽にみえる」ことから金銭的に縁起の良い生き物として孔雀がおり、孔雀へと変わっていきました。
歴史も長く、奥深く、幅広く愛されている麻雀。
指先や頭を使うことから老化予防にも良いとされていますし、なによりとっても面白いですよ!
良く「麻雀は人生のようだ」とか「麻雀はその人の性格を表す」ともいわれます。
そして、麻雀の一局は「何百万回と対局をしたとしても二度おなじストーリーが繰り返されることはない。」のです。
なるほど確かに、打つ人によってそのストーリーは様々なんですね!!