筆者が重度の花粉症から解放されたはなし【金も時間もいらない花粉症軽減法】
3月に入り花粉シーズンの到来ですね。
花粉症患者の割合は昨年は4割ほどといわれいましたが、
2022年現在では48%という数字も上がっています。
もはや日本人の国民病ですね。
今回は、筆者が15年以上重度の花粉症に悩まされてきたのですが、あることをきっかけに症状が劇的に軽減された体験談です。
花粉症に悩まされている方は必見レベルです。
2022年3月現在、スギ花粉の飛散量はピークと言われていますが、
今年の私の花粉症の症状は、たまぁに目がかゆくなる。鼻水はほぼ感じない。寝ている時にのどのかゆみが若干ある。
この程度です。
昨年買った飲み薬が余っておりますが、かゆみがひどいときに1錠飲むくらいです。
(一回1錠、毎食後の一日3錠タイプの市販薬です。)
2022/04/10 ↓に最新のまとめた記事がありますのでよろしければこちらもご覧ください。
筆者の花粉症との出会い
私がはじめて花粉症になったのは、忘れもしない小学5年生の春です。
実家が田舎ということもあり、外で遊ぶのが当たり前でした。
そして小学5年生といえばやんちゃ盛り。近くの林に「冒険だ!!」と遊びに行って。
漫画の登場キャラのごとく、木の棒を振り回して遊んでいました。
そこで友人の木の棒が杉の木にあたったのです。その時に花粉が砂埃のように舞い上がったのを覚えています。
大量のスギ花粉を吸引した日でした。
次の日、友人が「なんか、鼻がむずむずする!!花粉の呪いで花粉症になってしもたんや!!」
と大騒ぎしていたのを覚えています。私はそんなことは気にせずに過ごしていたのですが。
林で花粉を吸入したのは4人で、私以外の3人が「花粉症だ!!花粉の呪いだ!」と言い出し、実際に鼻水や目のかゆみを訴えていました。
これは小学生の私も信じるしかありません。怖くなり母親に相談してみました。
「花粉の呪いなんてないけど、そんなに花粉いっぱい吸い込んだんなら花粉症なってもおかしないで、アンタ」
呪いでなく安心して眠りについたのですが、この言葉をきっかけに翌日から鼻水や目のかゆみを覚えました。
花粉症とのゆるぎない絆
さて、めでたく(?)小学5年生にして花粉症デビューを果たしたわけですが、
症状が悪化したのは大学になってから。年々ひどくなっているのを感じていたのですが、
飲み薬や花粉を寄せ付けないスプレー、鼻の穴に入れて花粉をガードするアイテムまで、ありとあらゆる対策をしていました。
しかし、対策むなしく鼻水はエンドレスで流れ落ち、目は常にかゆく充血、鼻ものどもむずむずが止まらず、くしゃみは数分置き、などなど
本当につらく、社会人になってからは花粉シーズンを休みにする政策を出してくれないかと本気で考えていました。
仕事にならないのです。どれだけ対策しても、毎年症状は悪化していくのみ。
一時期は、こんなツライ思いを今後一生していくのなら死んで楽になりたいとも思ったこともありました。
花粉症対策のためならありとあらゆるものを試した
この日本で、この花粉症体質で人生を歩んでいくには花粉症に負けてはいけない。そう思った私は
花粉症と本気で向き合い、花粉症対策のありとあらゆる情報を片っ端から試みました。
・腸内環境の改善が良いと聞き、毎日ヨーグルトを食べました。
・和歌山の北山村では花粉症患者が0であり、その秘密は北山村の特産品「ジャバラ(柑橘系の果物)」と聞けば北山村までバイクを飛ばして、じゃばらグッズを買い漁りました。
・京都に有名な花粉症注射の病院があると聞き、翌年度の予約をとりました。
・生活リズムの改善や、花粉の付きやすい生地の服を避けました。
・市販薬もいろいろ試しました。(点鼻薬が一番効果あったが、依存性と常用により効き目が弱くなってゆく)
これといった改善は見られませんでした。
注射に関しては、効果あったような気がしていたのですが、友人の
「成分は飲み薬と変わらない。注射するか飲むかの違いだ。」
この言葉を聞いてから効果を感じられなくなりました。
ダメもとで始めたお金も時間も要らない方法がまさかの効果を!!
人生において一番の悩みといっても過言ではなかった花粉症対策。
2021年にとある話を聞いてから激変しました。
大学の先輩の話です。
彼は大学時代、筆者よりも重度の花粉症患者でボックスティッシュを1箱持ち歩き毎日使い切っていました。
私もかなり重度の花粉症患者だったので、自分より酷い症状の人を見るのは珍しかったのです。
そんな彼が言うのです。
なんと「花粉症が治った」と言っていたのです。
驚きました。花粉症が治るなんて都市伝説だと思っていました。
このつらい症状と残りの人生ともに過ごしていかないといけないものだと。
ましてや、地元じゃ負け知らずの私の花粉症の症状を上回っていた彼だからなおさらです。
彼は、同じく花粉症が治ったといっていた友人に聞いたといっていました。
「花粉症なんてものはただの思い込みだ!と」
それを裏付ける海外の人体実験の話もしてくれました。
花粉症患者を集めて2グループに分け、片方の部屋には何も言わずに花粉を散布し、もう片方の部屋には「花粉を散布します」と伝え、実際にはなにも散布しなかったそうです。
すると驚くことに花粉を散布したグループには症状が出ずに、花粉を散布しなかったグループは症状を訴えたと。
※この研究を裏付けるような資料、記事は探しても見当たりませんでしたが。
そして、彼はその話を聞いてから花粉症の症状がでてもそれを認めず、
鼻水がでたら風邪のせい。目のかゆみは目ヤニのせい。くしゃみは噂話のせい。
と断固として花粉症を認めなかったそうです。
そして、気付けば花粉症の症状は全く気にならない程度になっていた。というのです。
プラシーボ効果は信じますが、聞いた時は半信半疑でした。
しかし、実際問題彼は花粉シーズンにまったくもって平気なツラをしてやがるのです!!
私は思いました。
これで本当に治るのならすごい、いや確かに人は思い込みで絶命をすると聞いたことがる。
死刑囚に「今から死刑を執行する」と言い、ベッドに固定したのち
手首の脈、撓骨動脈(とうこつどうみゃく)に刃物を当て(実際には傷をつけずに)
そこに人の脈とほぼ同じリズムで、水を一滴ずつ垂らす実験があったそうです。
結果、受刑者は絶命したと聞いたことがあります。
「思い込みで花粉症が治る。のではなく花粉症そのものが思い込みだったのです」そう信じることにしました。
思い込み法を実際に実施してみる。
さてダメで元々、藁にも縋るおもいで始めたこの思い込み法。
せっかくだから楽しくやりたいと、私は花粉症の症状が出るたびに
「これは花粉症ではない。」「私は花粉症患者ではない。」
と口に出して言うようにしたのです。
いろんなパターンで。イケボを意識したり、優しい口調を意識したり、時には誰かを論破するかのごとく。
当時、2021年は半沢直樹が放映されたこともあり、半沢直樹や大和田専務になりきって言っていたりもしました。
くしゃみが出たら間髪入れずに「これは花粉ではない。噂話だ!!倍返しだ!!!」と言っていました。
とりあえず、今まで通りの市販薬などの対策はそのままに、プラスアルファでこの思い込み法を実践しました。
4月頃にはじめて5月頃でしょうか、症状が緩和され始めたのです。
いや、5月だから花粉の飛散量減っただけだろ!!と思ったそこのあなた。
なめないでください。私はスギだけならずブタクサも重症で3月上旬から6月中ばまで症状のピークは続くのです。
一瞬、「今年はブタクサの方がマシになったか?」とも思いましたが、すぐにその思考は心の奥底に追いやり、
「思い込み法で症状が緩和されたので、そうにちがいない。」
と、これまた思い込むことにしました。
5月半ばからは市販薬も緊急用の点鼻薬も服用しなくても、ほとんど気にならなくなりました。
そして迎えた2022年の花粉シーズン
そして、2022年にはいりニュースでは相も変わらず
「今年の花粉飛散量は過去最高レベルです!!」
と善良な花粉症患者のプラシーボ効果を煽る情報を発信いていました。
これに、少しイラ立ちを覚えつつも自分は花粉症ではないと今年も思い込みながら迎えた花粉ピーク月ですが
冒頭で申し上げた程度の症状におさまっています。
目のかゆみは若干なりますが、埃やハウスダストでもかゆくなります。
ましてや、黄砂も飛んでいるので若干の症状は当たり前です。
「花粉のせいではありません」
騙されたと思ってやってほしい
信じられないと思いますが、騙されたと思ってやっていただきたいです。
私もこの話を先輩から聞いたときは「何言ってんだこいつ」と思いました。
ただの現実逃避で、花粉症という根本に立ち向かわなきゃいみないだろうがああ!!と。
しかし、藁にもすがる思いで、生活リズム改善と腸内環境改善、市販薬などと並行して試してください。
少しでも改善が見られたらさらにそれを信じ込んでください。
それの繰り返しで、私は重度の花粉症を緩和しましたし、先輩は治しました。その友人もです。
私の人生の中でも「花粉症が治った」と聞いたのはその2名だけです。
ただしくれぐれも、期待しすぎないこと。
思い込みで治るっていったじゃんかああ!!嘘つきいい!!
と言われても申し訳ありませんが責任はとれませんので。笑
それでは本日もありがとうございました
花粉に悩まされない生活は本当に素晴らしいですよ!!